室長挨拶 |
名古屋大学2万人の防災安全にむけて
名古屋大学災害対策室は、学内の防災体制整備と地域の防災力向上を目的として、平成14年10月に設置されました。学内防災を推進しつつ、環境学研究科をはじめとする学内外研究者や市民と連携し、人文・社会・自然の専門分野をこえた実践的研究・社会活動を展開してきました。防災に取り組む方々の活動拠点として地域防災交流ホールと災害アーカイブを構築・運営し、多くの一般利用者・専門家を集めています。また緊急地震速報、安否確認システム、気象情報などの学内むけ災害情報の整備拡充、防災普及啓発資料の作成などを重点的に行ってきました。
減災連携研究センターが立ち上がったことを受けて、平成23年度からは災害対策室は学内防災体制の構築にこれまで以上に力を入れることとなりました。時を同じくして東日本大震災が発生し、大学においても防災力の充実が急務となっています。2万人を超える大組織である名古屋大学の防災安全のために、学内組織や周辺地域と緊密なつながりを持って取り組んでいきます。
平成23年6月1日 災害対策室長・飛田 潤
災害対策室の活動
学内防災体制の構築:自衛消防組織の構築、全額防災訓練、災害対策本部、防災規定整備
安全性向上と災害対応:家具固定の徹底、備蓄品整備、防災放送設備、安否情報システム
防災普及啓発:災害アーカイブの整備、防災ガイド等の資料作成、講習会・講演会